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英会話スクールのLPO比較

2019 5/10
英会話スクールのLPO比較

こんにちわ、Webマーケターのもりぞーです。

僕は取引先の一つに、英会話スクールを運営している会社があります。そのため、競合の英会話スクールのページは頻繁にチェックしてます。

今回は複数の英会話スクールのLP(ランディングページ)を比較して、どのようなレイアウトやCTAを設置したら効果ができるのかを検証していきます。

この記事はこんな人におすすめ

  • 英会話スクールを運営している
  • 英会話スクールのWeb集客を担当している
目次

英会話スクールのLPOについて

英会話スクール LPO

僕が仕事を受けている英会話スクールは大手英会話スクールではないので、特に広告費がある大手英会話スクールの施策は参考にさせてもらってます。

今回はPROGRIT、ECC、GABA、シェーン英会話という大手の英会話スクールのLP(ランディングページ)を比較して、どのような点が優れているのかや、改善できる点はないのかを考察していきます。

LPO対策をこれから始めたい方に、この記事を読み終えると、「うちのサイトもこんな風に改善できるかも!」と言ってもらえるようにしていきます。

ではまずPROGRITから見ていきましょう。

PROGRITのLPO

PROGRIT LPO

PROGRITは短期集中型の英語のコーチングスクールです。

今回のLP(ランディングページ)では、プロサッカー選手の本田 圭佑さんをプロモーションに起用したLPとなっています。

PROGRITのLPの良い点は3つあります。

①:CTAがファーストビュー内にあること

PROGRITのLPでは、CTA(コールトゥアクション)がファーストビュー内の下部にあります。ファーストビュー内にCTAを置くと、クリック率が上がりやすいので、僕はファーストビュー内にCTAを入れることをオススメしてます。

CTAのボタンについては、「無料カウンセリングはこちら>>」というテキストがあり、カラーはオレンジです。

こちらの後に「>>」というシンボルマークが加えられていることで、ボタンを押すと違うページに飛ぶようなイメージを想起させているのが良い点です。

②:チャットサポートボタンがSP(スマートフォン)対応

最近は様々なチャットサポートサービスがあり、JavaScriptのタグを入れるだけで、簡単に実装できるものがたくさんあります。

PROGRITでもチャットサポートが導入されており、良いな〜と思った点は、縦長式のボタンになっていることです。

仮に横長になっていると、ページの真ん中にきてしまうので、可読性が悪くなります。特にSPは縦長のページ遷移になるので、横長のものはどうしても画面の占有率が高くなってしまいます。

③:有名人を使った権威性

セールスライティングでは、権威性と呼ばれるものがユーザーの信頼を得やすい要素です。

今回は、プロサッカー選手の本田 圭佑選手を起用することで、「海外でも活躍する本田選手がPROGRITで勉強してるの!?」と興味を持たすことができます。

本田選手は僕と同じ30代前半なので、PROGRITのペルソナ(ターゲット)であるビジネスマンの層に近いというのも起用の理由ではないでしょうか。

ECC外国語学院のLPO

ECC英語学院 LPO

ECC英語学院は、ECC英会話としても有名な最大手の英会話スクールです。

ECC英会話では、「Envision」という新しいプログラムを訴求していますね。

ECC英語学院のLPの良い点、悪い点を3つ確認していきましょう。

①:CTAがファーストビューの上部にあること

「カウンセリング&無料体験レッスン」というCTAがファーストビューの上部にありますね。

スクロールすると、このCTAは追尾式になっていて、ずっと上部にCTAがある状態になってます。UX的にどうか?という意見もあるのですが、個人的にはCTAはいつでも見える状況にしておく方が効果が高いと思ってます。

②:キャンペーンでお得感を出す

ECC外国語学院のLPでは、Envisionという新しいプログラムのキャンペーンが表示されてます。

キャンペーンという形でお得感を出し、無料体験レッスンのハードルを下げる努力をしています。8回で19,800円という金額は、大手の英会話スクールの通常料金と比較すると、かなりお安く感じます。

すでに英会話スクールを比較しているユーザーに対しては、一度試してみようと価格の割安さでアピールできるかもしれません。

③:ファーストビューでページが切れている

ファーストビューの下部では、バナーのようなものが見えますが、途中で切れてしまっており、情報を読み取ることができません。

ファーストビューでは可能な限り情報をユーザーに読ませることが大事なので、ここは改善の余地があると思いました。メインビジュアルの高さをもう少し伸ばして、キャンペーンの文字を大きくするなどの方法もありです。

GABAのLPO

 

GABAのLPO

Gabaはマンツーマン英会話で有名な英会話スクールです。

GabaのLPは全体的には、「ゴチャゴチャ」した印象を受けました。その理由は、「選択肢」が多いLPになっているからだと思います。

①:グロバールナビゲーションのメニューが多い

グローバルナビゲーションに、「ビジネス英会話」「日常英会話」など様々なメニューがあります。

「ジャムの法則」という選択肢が多くなりすぎると、人は選べなるという法則があるので、SPでタップすることを考えると、少し選択肢が多い気がしました。

②:キャンペーンをバナーで表示

このLPが表示されていた時期は、新年応援キャンペーンをやっておられました。「入学金0」ということが、キャンペーンの売りになってますね。

③:チャットサポートがある

Gabaもチャットサポートが用意されています。PROGRITとは違い、丸型のボタンになっているので、その背面にあるバナーが少し見えなくなってしまうのに注意したいです。

シェーン英会話のLPO

シェーン英会話はイギリス英語やIELTS対策ができる英会話スクールです。

個人的には、今回紹介した英会話スクールのLPの中では、一番参考にしたLPだと感じました。その理由を紹介していきます。

①:CTAがフォームと電話の2種類ある

シェーン英会話のファースビュー下部には、「無料体験レッスンに行ってみる(無料)」と「0120-444-407」という2種類のCTAがあります。

なぜ2種類のCTAがあるのが良いかというと、英会話スクールは店舗型のビジネスなので、電話で予約を行う需要もまだまだあるからです。特にスマホでフォームに入力するのが面倒な人は、電話したい方がおられます。

僕も英会話スクールのWebコンサルを行っているので、電話需要の多さに最初はびっくりしました。

②グローバルナビゲーションがない

SPではハンバーガーボタンと呼ばれる、ナビゲーションを表示されるボタンがありますが、シェーン英会話のLPではないですね。

これは賛否両論あるのですが、LPのファーストビュー内で、無料体験レッスン予約のクリック率を上げたいのであれば、できるだけクリックの選択肢は減らした方がいいでしょう。

③:権威性を表示

シェーン英会話は日本では40年の実績がある英会話スクールなので、その権威性を表示して、安心感を与えるようにしています。

まとめ

今回は英会話スクールのLPOについて考えてみました。

個人的に大事だと思ったことは、ファーストビューに分かりやすいCTAの設置が大事だということです。

もし自社サイトのファーストビューにCTAが設置されてない場合は、CTAの設置を検討してみることをオススメします。

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