MENU

インバウンドマーケティングとは?

2017 11/28
インバウンドマーケティングとは?

広告予算が高いので、何かコストが安い集客方法はないのか・・・?と困っている中小企業やベンチャー企業の担当者の方はいませんか?

そんな時にオススメしたい集客方法が、今回紹介する「インバウンドマーケティング」というものです。

インバウンドマーケティングは比較的新しいマーケティングの考え方ですが、日本でも浸透してきており、多くの日系企業でも取り組んでいる会社があります。

インバウンドマーケティングを学ぶことで、コストを抑えて、より多くの見込み客を成約に結び付けることが可能ですので、ぜひ一緒に勉強していきましょう。

目次

インバウンドマーケティングとは?

インバウンドマーケティングとは、ブログやSNSで情報を発信することで、顧客自ら情報を検索して自社サービスを見つけてもらます。

そして、eBookやホワイトペーパー、動画などを利用してサービスに関する顧客理解を深め、顧客にサービスを選んでもらえるようにするマーケティング戦略です。

インバウンドマーケティングのメリットは?

コストが安い

CPCが高くなっている現状を考慮すると、ブログやSNSで集客が出来るインバウンドマーケティングは、CPAが安くなる傾向になります。

資産になる

インバウンドマーケティングでは、ブログ、eBook、動画などを利用して行うマーケティングなので、これらの方法はWeb上に残すことが出来ます。

一度作成したコンテンツは会社の資産として有効活用していくことが可能です。

専門家に頼らなくても内製化できる

デジタル広告の分析と比較すると、ブログなどからの自然検索の分析の方が優しいです。つまり、広告代理店やコンサル会社に頼らなくても、自社で内製化しやすいのです。

インバウンドマーケティングとアウトバウンドマーケティングの違いとは?

インバウンドマーケティング アウトバウンドマーケティング
コスト 安い 高い
 方法  ブログ、SEO、SNS  テレビ広告、テレマーケティング

インバウンドマーケティングの方法

カスタマージャーニーマップの理解

カスタマージャーニーのファネルごとに、カスタマーが求めているコンテンツを作成していきます。

認知のステージ(Attract)

認知のステージでは、自社のブランドや製品をより多くのカスタマーに知ってもらうことが目的です。

ブログ

ブログはインバウンドマーケティングの中でも一番利用されている方法です。キーワード対策を行うことで、検索エンジンで上位表示されるように対策することが可能です。

認知の段階では、顧客があなたのサイトに到達するようなキーワードを幅広く探すことが重要です。

様々なキーワードでトラフィックを増やすことで、あなたのサイトの認知度は高まっていくでしょう。

SNS

ブログでコンテンツ作成を行った後は、SNSでコンテンツを拡散しましょう。SNSをうまく活用できれば、自社サイトのコンテンツに対してリンクを獲得することに役立ちます。

多くの人がスマートフォンを毎日利用しているこの時代、SNSを毎日利用している状況です。

11のソーシャルメディア最新動向データまとめでも紹介されているように、様々なSNSでの利用者が毎年増加していってます。

転換のステージ(Convert)

転換のステージでは、リードを見込み客に転換するステージです。CTA、eBookやWhitepaperなどを作成して、顧客の名前や連絡先を獲得します。

CTA(Call To Action)

CTAはサイトによってどのようなものにするか変わってきます。ホワイトペーパーのダウンロードボタンだったり、サービスの体験申込ボタンだったりします。

eBook

eBookとは電子書籍のことです。電子書籍を自分で作成できるサービスも多くあるので、それらのサービスを利用して顧客が求める情報を無料で提供しましょう。

無料でeBookを提供する代わりに、氏名やemailアドレスの入力を必須にするなどして、顧客情報を獲得します。

顧客化のステージ(Close)

顧客化のステージ(Close)では、転換のステージで見込み客になった顧客に対して、商品やサービスを購入してもらうステージです。

CRM

CRMとはカスタマーリレーションシップマネジメントと訳されます。日本語では、「顧客関係性マネージメント」と言われることもありますね。

CRMのメリットは、見込み客のスコアリングが出来ることです。スコアリングとは、見込み客の中で、誰が優良顧客かどうかという判断を点数付けすることです。

そうすることで、どの見込み客にアプローチすれば、効果が高いかを判断することが可能となります。

CRMを利用するには、CRMソフトを利用するのが効率的でしょう。

メールマーケティング

「メールの効果はなくなった」という人がたまにいますが、メールは見込み客にアプローチする上で最強の方法でかわりありません。

メールの効果がなくなったという方の多くは、不特定多数に同時に送信される「メルマガ」の事を指していることが多いです。

しかし、「メルマガ」と「メールマーケティング」は別物です。

「メールマーケティング」では、上記で紹介したCRMを活用して、顧客毎に違ったメールを送信する仕組みを作ります。

顧客毎に求める情報が違うことから、個別に適したメールは、メールの開封率やサービスや商品の注文率が桁違いに上昇します。

啓蒙ステージ(Delight)

啓蒙ステージの目的は、既存顧客に対してのアップセルやクロスセリングで顧客一人当たりの単価を上げることが目標です。

新規顧客を獲得するよりも、既存顧客をリピートさせる方が費用対効果が高いと実験で立証されています。

顧客の満足度調査や、SNSの分析を行うことで、自社サービスのどのような点が顧客が満足しているかを知ることが可能です。

それが分かれば、次は口コミやSNSの拡散をしてもらうように施策を打ちましょう。

顧客調査

CS調査(顧客満足度調査)やNPS(ネットプロモータースコア)などの調査方法を用いて、顧客やサービスの調査を行います。

ソーシャルメディア分析

FacebookやTwitterなどのSNSで自社のサービスや製品がどのように話されているかを分析しましょう。

SNSでは、人々はより本音を出しやすい状況にあります。そのため、顧客調査よりも役に立つフィードバックも見つかることがあります。

ソーシャルメディア分析のツールについては、ソーシャルメディア・クチコミ分析ツール7種 徹底比較+ソーシャルリスニング入門で紹介されているものがオススメです。

まとめ

インバウンドマーケティングって何?と疑問に思ってたあなたが、ここまで読んでその概念と自分のサイトにどう活かせるかのアイデアが生まれてることを期待しています。

インバウンドマーケティングは低予算で運用可能ですが、その基盤を作るのに忍耐が必要です。

しかし、その時間を資産を作る時間と考えて、実際にやっていくことが大切です。リスティングの広告費が高くなっていることで、広告予算を見直したい方は、ぜひ一度インバウンドマーケティングを試してみて下さい。

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる