店舗ビジネスを運営している方は、ローカルSEOというSEO対策を行わなければいけない時代となりました。
ローカルSEOって今までのSEOと何が違うの?という方向けに、今回はローカルSEOとは何かとその具体的な施策を紹介したいと思います。
自分でも試行錯誤しながらですが、店舗ビジネスの場合は絶対にやっておいた方がいいでしょう。
目次
ローカルSEOとは何か?
ローカルSEOとは、「地域名+自分のビジネス名」や「地域名+自分の業界」で検索エンジン上で検索された時に、いかに自分のWebサイトが検索結果で上位にくるかを対策することです。
MEO(Map Engine Optimization)、マップ検索エンジン最適化とも呼ばれることがあります。
なぜローカルSEOが重要か?
検索エンジンはあなたが検索する「位置」を検索結果に反映させています。
例えば、大阪の梅田で「お好み焼き屋」を検索するのと東京の神田で「お好み焼き屋」を検索すると、違う検索結果が出てきます。
この理由が、検索エンジンが「位置」情報を検索結果に反映しているからなんです。
店舗があるビジネスの場合は特に、どの場所に店舗があるかを検索エンジンに「正確」に伝えておかないと、検索で見つけてもらえないんです。
ローカルパックとは?
ローカルパックとは、Googleで「お好み焼き」と検索すると、下記のように3つのお店が出てきます。
元々は7つの検索結果が表示されていたのですが、現在は3つに減りました。
これをGoogleでは、3パックと呼ばれています。この3パックに入るかどうかで、検索の流入数は大きく変わってきます。
ローカルSEO対策に必要なこと
Googleマイビジネス登録
Google My Businessに登録し、会社の電話番号や住所などの必要な情報を入力します。
ここで設定した情報は、ローカルパックやGoogle Mapで表示される情報となります。
Google+のレビューを獲得する
Google+のレビューはローカル検索のランキングに影響します。
飲食店などの店舗サービスをする場合は、レビュー自体がCTR(クリック率)にも関わってきますので、可能な限り良いレビューをたくさん集めた方がいいでしょう。
ユーザーのレビューに対して返答することも、ローカルSEO対策に影響を与えると言われています。
レビューの中に、県や市の名前が入ってるのも影響あると言われてます。
ローカルページの被リンクを獲得する
ローカルページのバックリンクとは、自社が登録されているエリアで商売をしている他のサイトからの被リンクを獲得することです。
大阪梅田でビジネスをしている場合は、大阪近くでビジネスを行っている会社のサイトなどからリンクを獲得することになります。
ローカルディレクトリへの登録
食べログ、ぐるなび、Yelpなどのローカル(地域)ディレクトリサービスに登録しましょう。
食べログやぐるなびは登録料がかかりますが、エキテン、Tripadvisor、Yelpは無料で登録が可能です。
このようなローカルディレクトリに登録すると、ローカルSEOに影響を与えるだけでなく、Referralの流入を増やすことも可能になります。
地域に関連する情報をブログで発信する
自分のビジネスの地域に関する情報をブログで発信しましょう。
例えば、大阪の梅田で「美容室」を運営していると仮定しましょう。
自社のWebサイトはブログを運営しており、ブログの基本的な内容は「髪の毛」に関することです。
地域に関連する情報を発信するとは、大阪梅田にあるオススメの居酒屋を紹介するなどです。
この地域キーワードを入れたブログを発信することで、ローカルSEOに効果的だと言われています。
ローカルSEOのランキング要因
関連性
検索エンジンであるキーワードが検索された時に、そのキーワードがGooogle Myビジネスの情報に関連があるかどうかがランキング要因の1つとされています。
特に、地域名を登録しておくことで、地域に関連したキーワードとの関連性を示すことが可能となります。
距離
検索者の位置情報と、Google Myビジネスに登録した住所との距離がランキング要因の1つとなります。
Googleは、距離が近くて関連性・知名度があるリスティングを上位表示させる傾向があります。
知名度
Google Myビジネスに登録した会社の世間的な知名度もローカルSEOのランキング要因の1つとなります。
知名度が高ければ高いほど、検索順位では上位表示される傾向があります。
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