On-Page SEO(オンページSEO)対策って名前は聞いたことあるけど、実際にどんな内容のことが分かってないというWeb担当者の方はおられませんか?
今回は時代と共にやり方が変わっていく、On-Page SEOという対策について、実際に何をやっていけばいいのかを紹介したいと思います。
On-Page SEOには複雑なコーディングの知識は必要ないので、一度理解すればWebサイトの担当者が自分で改善していくことが出来ますよ。
目次
On-Page SEO(オンページSEO)対策とは?
On-Page SEOとは、Webサイトの各ページにおけるコンテンツやHTMLを最適化し、検索エンジンでのランキングを上げていく方法です。
昔はキーワードの数が検索順位に影響を与えてましたが、現在は影響がないと考えられています。むしろ、過剰なキーワードの詰め込みはスパム扱いされる危険性があります。
On-Page SEO(オンページSEO)の方法とは?
URLを短くする
URLを短くした方が検索順位を上げるのに好影響を与えるという実験結果がありました。
https://morizodesign.com//contentsのように、/の後は可能なだけ短いURLになるように調整しましょう。
URLにターゲットキーワードを入れる
ターゲットキーワードが「SEO tool」という場合は、”SEO”という単語をURLに入れるようにしましょう。
https://morizodesign.com//seo-toolこのようにURLにキーワードを入れることで、検索エンジンにもどのような内容のページかを伝えることが可能です。
また、URLにキーワードを入れることで、そのページがテキストで引用された場合、アンカーテキストにターゲットキーワードが入ることになるので、検索エンジンに良い影響を与えます。
LSIキーワード
LSIキーワードとは、Latent Semantic Indexingという英語の略で、日本語で言えば「共起語」という表現が一番合っています。
例えば、「ご飯」というキーワードには「お米」と関連する語が一緒に文章内に入っている方が自然という感じです。
海外SEO情報ブログでは、GoogleはLSIという技術は使ってないと紹介されていますが、サチコミエルカでは共起語のリコメンド機能もされているので、共起語は未だに必要なキーワード対策であると思ってます。
文字数の長いコンテンツを作る
長い文章の方が、短い文章よりも検索ランキングで上位に表示される傾向があります。
「長い」という表現は曖昧ですが、日本語では2,000文字〜3,000文字以上の文字数のページが上位表示されていることが多いです。
文章が長くなるということは、それだけ情報量も多くなるので、結果的にユーザーの検索クエリに合った回答を、そのページが提供できていると検索エンジンに判断されることになります。
タイトルタグの最適化
タイトルタグの最適化をすることで、検索結果に対象のページが現れた時のクリック率(CTR)を上げることに繋がります。
CTRはGoogleのRank Brainという検索ランキングを決めるシステムに影響すると言われており、CTRは高ければ高いほどページの評価は上がります。
アウトバウンドリンクを活用する
アウトバウンドリンクとは、自分のサイトから外部サイトへのリンクのことを示しています。
アウトバウンドリンクは、GoogleのRank Brainの検索エンジンの決定要因の1つとされており、検索結果のランクを上げるには、アウトバウンドリンクを貼っておいた方がいいんです。
内部リンクを最適化する
新しいコンテンツを作成したら、そのコンテンツに関連する古いコンテンツのURLを入れるようにします。
どの古いコンテンツを選ぶかという基準は、検索順位を上げたいコンテンツを選びましょう。
サイトスピードの改善
Webサイトの読み込みスピードも、検索順位を決める要素の1つです。
特に、モバイルユーザーの数が増加していることもあり、読み込みが遅い場合は離脱率が上昇してしまうリスクもあります。
Page Speed Insightなどのツールを利用することで、各Webページのサイトスピードを測ることが出来ます。
画像のaltテキスト最適化
画像のaltテキストは、画像がどのような内容のものかを検索エンジンに伝える大事な役割を持っています。検索エンジンは画像だけでは、どのような内容なのかを判断することが出来ません。
ついつい抜けてしまっていることが多いaltテキストですが、一度altテキストが入っているかを確認しましょう。
モバイルフレンドリーなページにする
スマートフォンを使用して検索する人が増えてきており、スマートフォンでWebページを見ても、デザインが崩れていないページや、UIやUXがモバイル対応しているサイトにする必要があります。
On-Page SEO対策に役立つツール
Moz On-Page Grader
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