リスティング広告の指名キーワードと非指名キーワード。この2つを上手く使い分けて広告運用できていますか?
インハウス担当者の方は、広告代理店の提案を検証せずに、そのまま受けてませんか?
今回は指名キーワードの効果的な使い方を、インハウスで広告運用している僕が説明していきますね。
目次
こんな人に読んでほしい
- 広告代理店から指名キーワードの出稿金額の増加を提案されているインハウス担当者
- 指名キーワードの必要性があまり分かってないインハウス担当者
指名キーワードとは?
指名キーワードとは、社名、ブランド名、サービス名、商品名などの固有のキーワードのことです。
一般のキーワードよりも効率がいいのが、指名キーワードの特徴です。
指名キーワードのメリット
CPCが低い
指名キーワードは、通常のキーワードと比較した時に、CPCが低くなります。
その理由としては、競合他社がそのキーワードで出稿する割合が低く、オークションで金額が上がらないからです。
(注:競合他社の指名キーワードを戦略的に買っている会社もあります)
検索結果の占有ができる
指名キーワードを自然検索で上位表示できていると、リスティング広告で指名キーワードを出稿すると、上位1位と2位が自分のサイトで占有することができます。
クリック率(CTR)は検索順位が高いと高くなる傾向があるので、自社サイトへの流入数増加します。
広告表示表示オプション
リスティング広告では、広告表示オプションという機能を利用できます。
自然検索での表示では設定できないので、リスティング広告ならではのメリットがあります。
広告表示オプションでは、表示したい文言を自分で決めれるので、価格優位性やセール情報などを目立つように表示することが出来ます。
競合の広告による機会損失を防げる
競合他社が部分一致などで、自社のキーワードを買っていた時は、自社名で検索されても、競合の広告が表示されることがあります。
自社で指名キーワードで出稿していれば、このリスクを防ぐことが可能になります。
指名キーワード出稿時の注意点
DSAも出稿している場合
DSAを同時に出稿している場合は、DSAのキャンペーンでも指名キーワードでクリックされます。
それゆえ、指名キーワードの出稿額の制限をしたい場合は、要注意です。
通常の指名キーワードの出稿とDSAの違いは、ランディングページが指定されているかどうかです。
DSAでは、ランディングページが自動的に変更されるので、DSAでの指名キーワード獲得効率の方が、通常の指名キーワードよりも効率が良いかもしれません。
自然検索との兼ね合い
指名キーワードの出稿を増やすと、自然検索で取れていたコンバージョンが減ると懸念している方多くないでしょうか?
まとめ
リスティング広告は経験していかないと分からない点がたくさんあると思います。
リスティング広告初心者の方は、[初心者必見] リスティング広告を学べるおすすめ本で勉強していくのがおすすめです。
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